京阪神エリアにおけるさらなる斜面防災工事の実施について
当社では2015年度より、防災強度を高めることを目的に、京阪神エリアにおいて集中的に斜面防災工事を実施しております。今回、2017年度までの工事の進捗、および2022年度までの工事計画をお知らせします。
1 2015年度から2017年度までの工事の進捗
(1) 対象線区・区間
琵琶湖線(野洲〜京都駅)、JR京都線(京都〜大阪駅)、JR神戸線(大阪〜西明石駅)のおもに普通電車が走行する区間、および大阪環状線
(2) おもな工事内容
のり面工(斜面補強)、排水設備の整備
(3) 工事費
約40億円
(4) 効果
対象線区における降雨時の運転規制時間が2015年度の対策前と比較して約45パーセント削減
2 2018年度から2022年度までの工事計画
(1) 対象線区・区間
琵琶湖線(野洲〜京都駅)、JR京都線(京都〜大阪駅)、JR神戸線(大阪〜西明石駅)のおもに特急・新快速列車が走行する区間
(2) おもな工事内容
のり面工(斜面補強)、排水設備の整備
(3) 工事費
約100億円
(4) 効果
対象線区における降雨時の運転規制時間が2015年度の対策前と比較して約85パーセント削減できる見込み
施工例(さくら夙川〜芦屋駅間)